20120725
 








暑中お見舞い申し上げます。


蝉の声が日増しに賑やかになって参りました。
みなさま お元気でお過ごしでしょうか。



上海は ここ2~3日ほど、大きな真っ白い夏雲が青い空をすいすい泳いでおります。
昨夏には 見られなかった青い青い空を見上げて 夏をひしひしと感じています。


湿度の高い上海では どうにもこうにも食欲が落ちてしまい
最近は 納豆、おくら、山芋、トマト、西瓜、ガリガリ君、素麺、ゴーヤーチャンプルーを
ローテーションしながら 夏に負けじと体力をつけています。





毎週一回、家の前にリアカーでやってくるお花屋さんでお花を買っているのですが、
花の寿命もことさら短くなりました。
2~3日も経てばすぐに、水は粘り気を出し澱み、つんとする匂いを放ちます。
小学生時代、お花係だったわたしは、植物の腐りゆく臭いによく嗚咽したものです。
こんなに美しい花々から、こんな悪臭が放たれるとは!と驚愕したものです。


今では、嗚咽し驚愕することもなくなり、悪い匂いと感じなくなりました。
この匂いが 好きになったわけではありませんが、なぜか嗅いでしまいます。


朽ちていく花の水を取り替えながら、人間が年老いていく姿をぼんやりと考えます。
瑞々しく可憐に開いていた花びらを一枚一枚落としながら、
雌しべからぽたぽたと甘い蜜を垂れ流しながら、
鮮やかな葉の緑を覇気のない茶色にくすませながら、
徐々に腐敗臭を漂わせながら、死に向かっていくのでしょう。



若さに対する執着は、いまのところなくて、むしろ年齢を重ねることは楽しみでしかありません。
きっと今出来ないことも出来るようになっているだろうし、
もっともっとおもしろい経験や満足できる仕事をしているかもしれない
という期待のほうがが高いからです。


生き様は死に様。
わたしの花びらや葉や蜜は、落ちたあとに肥沃な土を作る大切な栄養になったらいいなと。
そんな生き方ができたら最高だなと思っています。
















暑中お見舞い申し上げます | 19:11 | - | Felling
skin / uterus